どうも東風夜です。
今回はアドベントカレンダー企画への寄稿記事となります。
(アドベントカレンダーについてはこちら)
さて、サリヤが電子版に追加されるということでちょっと電子版を触ってみようかなと思っているのですが、これまで課金したことがなく、今の状態で使えるメガミはユリナ、サイネ、トコヨ、ヒミカの4柱しかありません。
そこで、この4柱とサリヤを組み合わせて総額1100円でサリヤを遊び倒すにはどんなデッキが組めるかというのを紹介していきたいと思います。
組み合わせ① 刀騎
かつての記事でも紹介しましたが、ユリナとの組み合わせは使いやすい上にデッキ構築の幅も広くおすすめできます。
デッキについては前記事を参照頂くとして、足捌きが気迫になったことで変化した点について解説します。
気迫
気迫とサリヤの攻撃、具体的にはBeta-EdgeとShield Chargeは相性が良いです。
Beta-Edge(form:YAKSHAの追加基本動作)
Shield Charge
Beta-Edgeは気迫の効果で間合が1-2,4,6,8となるため、2間合でBeta-Edge→1間合で気迫Beta-Edge→2間合でBeta-Edgeという流れを作ることができますし、気迫が集中力を増やすため増やした集中力をそのまま打点に変換できます。
また、Shield Chargeは0-1間合になるので間合0から一気に後退できるのに加え、Burning Steamに気迫を乗せて間合2で使用することによって間合1に移動し、Shield Chargeを使うこともできます。積極的には使いませんが、覚えておくと役立つテクニックなので覚えておきましょう。
Burning Steam
最後に、サンプルデッキを一つ紹介します。
サンプルデッキ:気迫入り気炎YAKSHA
3ターン目にRoaring,Burning Steam,Waving Edge,一閃を使用し、相手のオーラとライフを削りつつ萎縮で纏いのリソースを奪い、4ターン目にJulia's BlackboxでYAKSHAにTransformして次のターンも纏わせないようにします。この一連の動きで気炎万丈のためのダストは確保できることが多いので、柄打ちや一閃で適度に攻撃しつつライフ5になったら再構成から気炎万丈を使用し、次のターンも再構成を行って決死に入ります。
斬が抜けているので中盤のライフを取る力は落ちていますが、気炎万丈で強化しつつ奇数間合から偶数間合に移動するカードがBurning Steam,Waving Edge,気迫の3枚に増えているので気炎万丈から攻めるターンの攻撃力は上がっています。
気炎YAKSHA構築は攻撃力と防御力の割り振り方が眼前構築段階での駆け引きになるので、こういう構築もあると覚えておきましょう。
組み合わせ② 薙騎
こちらも過去の記事で紹介しております。
2021年1月以降は八相のルール変更も入るって石突が今まで以上にYAKSHAと相性が良くなるため、個人的に注目している組み合わせでもあります。
YAKSHAを活かした構築をするなら、以下のような組み方があります。
サンプルデッキ:YAKSHAビート
間合2からBeta-Edge→石突と動くことによって間合4へアクセスすることができるので、サイネの攻撃札を有効に使えます。
理想手札(石突、薙斬り、八方振り、Buring Steam)が揃っていれば、Beta-Edge→Alpha-Edge→石突→八方振り(八相)→薙斬り→律動弧戟→Beta-Edge→Alpha-Edge→Buring Steamの順に使用することで、対応が無ければ2/1,1/1,2/1,2/1,2/1,3/1,1/1,1/1,2/2,2/1,1/1,2/1でオーラ5点、ライフ7点を取ることができる計算になります。
律動弧戟をOmega-Burstに、Alpha-Edgeを音無砕氷にするなどして防御力を確保することができるので、攻撃力と防御力の割り振りが比較的自由に行えます。ただし、防御に寄せすぎると造花結晶不足に陥りがちなことには注意しましょう。
組み合わせ③ 扇騎
続いてはトコヨとの組み合わせの紹介です。トコヨを象徴するカードとして梳流しがありますが、梳流しを使う際にも騎動は相性が良いです。
間合5からBuring Steamを使用して騎動前進から梳流しを使用すると、相手が前進してきても次のターン開始時には間合3以上は確保されており次のターンに梳流しを使いやすくなります。一巡目の動きとして有効なので試してみて下さい。
また、詩舞や常世ノ月といった集中力を得られるカードはサリヤの追加基本動作を用意することで特殊な状況を作ることができ、YAKSHAで攻撃回数を増やしたりGARUDAで遠距離へ逃げやすくなったり、NAGAで山札を全部捨て札にして突然勝利することができます。
そのような性質を踏まえて、サンプルデッキを一つ紹介します。
サンプルデッキ:YAKSHAコントロール
トコヨはその性質上、ゲーム終盤は対応札を手札に抱え込み、集中力が2であることが多いです。この状況はYAKSHAで攻め込むには絶好の状態であり、相手が攻めてくるなら対応で捌き、攻めてこないままじりじりとライフが減っていけばYAKSHAによる連撃で勝つという状況を作り出せます。
YAKSHAになるための流れも綺麗で、1ターン目にRoaring→2ターン目に要返しでRoaringを山に戻す→Buring SteamとWaving Edgeで造花結晶を使い切るという流れで動くことで「YAKSHAにTransformしたはいいがRoaringが沈んだ」という状況を回避できます。
このデッキの詩舞は対応として使うだけでなく、集中力を得ながら奇数間合から偶数間合へと移動できるためBeta-Edgeとの相性が良く、実質的に攻撃札としても使用もできる非常に万能なカードとなります。
組み合わせ④ 銃騎
最後にヒミカとの組み合わせを紹介します。
Alpha-Edgeがヒミカの得意な間合7で使用できることから、シュート、マグナムカノン、ラピッドファイア、バックドラフト→Alpha-Edgeと繋げて大きくライフを取る動きが可能です。
他にも、Waving EdgeとBuring Steamとバックステップで3歩下がることができるため、スカーレットイマジンからの連撃をする場合にもヴァーミリオンフィールドのような後退札を使用する必要なく攻め込むことができたり、Thallya’s Masterpieceを利用したレンジロックができたりとデッキ構築の幅がとても広いのが特徴です。
また、クリムゾンゼロで相手のオーラを2点減らした後バックドラフトからWaving EdgeやShield Chargeを使用することで4/2や4/3の攻撃をライフに通すことができたりと近距離でのリーサル手段を持っているのも見逃せません。
そのような性質を踏まえて、サンプルデッキを一つ紹介します。
サンプルデッキ:クリムゾンゼロ速攻
先述した、クリムゾンゼロ→バックドラフト→Waving Edgeの流れで4点のライフを取って勝利するデッキです。
1巡目にしたいことはフルバーストの使用と、バックドラフト→Waving Edgeを絡めつつBuring SteamとRoaringを使用し、造花結晶を使い切ることです。
造花結晶を使い切ることができたらform:NAGAかform:YAKSHAへとTransformします。判断基準としては、相手がこちらの初動で与えてしまったフレアをそのまま持っていたらNAGAへ、いい感じにフレアを使われたらYAKSHAになります。どちらの場合でもRoaringによる造花結晶の回復は積極的には狙う必要はありませんが、やってはいけないというレベルでもないので臨機応変に動きましょう。
YAKSHAになった場合、多分造花結晶は足りなくなるのでRoaringを使っているのでなければリーサルタイミング以外ではBeta-Edgeを使わないようにしましょう
初動3点、最後に4点のダメージを入れることを想定し、再構成も1回はしてくれると思うので残り2点くらいのダメージを与えればだいたい勝ちです。
おわりに
基本セットの4柱はYAKSHAの練習用として優秀なメガミが揃っているので、これをきっかけにYAKSHAの使い方を理解する助けになればと思います。
以上、Form:YAKSHAを1100円で遊び倒す方法でした。