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【ふるよに】サリヤと仲良くなるために その5 騎動について知る

サリヤと仲良くなるシリーズ第五回は概念的な話からいったん離れて実戦的な内容をいくつか書いていきます。

騎動前進?騎動後退?

サリヤのキーワード能力である騎動、さらに細かく言うと騎動前進と騎動後退ですが、思ったより直感的でない動きをするのでその性質を理解しておく必要があります。
騎動は以下のような性質を持ちます。

  • 騎動前進すると現在の間合いが1減少し、騎動後退すると現在の間合いが1増加する
  • 騎動前進すると間合いの上限値が1減少し、騎動後退すると間合いの下限値が1増加する
  • 騎動前進すると次のターンの開始時に間合いが1増加し、騎動後退すると次のターンの開始時に間合いが1減少する

順番に解説します。

騎動前進すると現在の間合いが1減少し、騎動後退すると現在の間合いが1増加する

当たり前ですね。これは直感的に理解できると思います。
サリヤの特徴:相方の攻撃札で攻撃したい時の間合い操作が得意でも書きましたが、騎動を基本動作の前進や後退の代わりに使用して自分が攻撃するために都合のいい間合いに移動することができます。ここからはその間合い調整の後に起きることについての説明になります。

騎動前進すると間合いの上限値が1減少し、騎動後退すると間合いの下限値が1増加する

騎動前進を1回すると次の自分のターン開始時まで間合いは10になりません。また、騎動後退を1回すると次の自分のターン開始時まで間合いは0になりません。
「間合い10にならない」を意識するゲームは稀ですが、「間合い0にならない」は対ユキヒだと強く意識することになると思います。
騎動後退を行なっておくことで相手はゆらりびを使用することができなくなるので、ゲーム終盤にサリヤ側は負けないために騎動後退を行なっておくという場面がよくあります。

ゆらり

騎動前進すると次のターンの開始時に間合いが1増加し、騎動後退すると次のターンの開始時に間合いが1減少する

恐らく一番直感的でないのがここだと思います。
例えば、自分のターンに2間合いで騎動後退して相方の攻撃札を使った次のターン、相手は1前進してターンを終了してきました。すると自分のターン開始時、間合いは1です。
逆に、自分のターンに騎動前進を行なって間合い2でターンを終了した次のターン、相手は1離脱して攻撃してターンを終了してきました。すると自分のターン開始時、間合いは4です。
このように騎動後退は間合いの減少を誘発し、騎動前進は間合いの増加を誘発します。
次のターンに自分が近づきたくない場合に騎動前進を使用し、近づきたい場合には騎動後退を使用するのです。
また対ユキヒの話になってしまいますが、先程は騎動後退することでゆらりびを抑止すると書きましたが、たぐりよせに対して有効なのはむしろ騎動前進で、騎動前進した次のターンに相手がたぐりよせを使用してきた場合、そのターンの間は間合い0になりますが、自分のターン開始時には間合いが1になります。

たぐりよせ(傘を開いている時の効果) 前進したいなら騎動後退、後退したいなら騎動前進という感覚はサリヤを使って戦う上でとても大切なので覚えておきましょう。

騎動と関連して、騎動によって即再起するAlpha-Edgeについても触れておきます。

Alpha-Edgeはターン終了時、使用済と未使用だとどちらが得?

Alpha-Edge

騎動すると即再起するAlpha-Edgeですが、使用してターン終了がいいのか未使用に戻してターン終了がいいのか、悩むところだと思います。
結論から言えば、だいたいの場合使用済にしておく方が得です。その上で未使用の方がいいパターンも含めて解説していきます。

Alpha-Edgeの性質と間合いの収束

ゲーム中、山札二巡目以降のほぼ全てのターンにおいて間合いは、少なくとも片方のプレイヤーが意識して変えようとしない限り達人の間合いに収束します。
ふるよには前進が強く、後退が弱いゲームであるため基本的には限界まで前進します。結果として間合いは達人の間合い、基本的に2に収束します。
それを踏まえてAlpha-Edgeの適正間合いを見ます。Alpha-Edgeの間合いは1,3,5,7なので、間合いの極値である2では使用できません。 またサリヤの特徴:相方の攻撃札で攻撃したい時の間合い操作が得意の話になりますが、攻撃するときには前進や後退を騎動に置き換えるため、騎動を行なってから攻撃という流れになります。つまり、2間合いで騎動が攻撃の起点なので、2間合いであるターン開始時には使用済である方が都合が良いのです。
これが基本的に使用済の方が得である理由です。

未使用の方がいいパターン

では逆に未使用の方がいいパターンは何かと言うと、以下の二つです。

  • 増加結晶を回復しない構築で、Burning Steamが騎動の要になる場合
  • 特定のターンに2回以上使用することが求められている場合

一つずつ解説します。 増加結晶を回復しないプランだと、Burning Steamによる騎動がメインになります。

Burning Steam

その場合Burning Steamは3間合いで使用するためAlpha-Edgeを使用できない間合いに移動してしまいます。こういった構築の場合はAlpha-Edgeは未使用にしておき、3間合いに移動→Alpha-Edge→Burning SteamからAlpha-Edge即再起の流れを作った方が綺麗です。

次に、特定のターンに2回以上使用することが求められる場合ですが、とどめを刺しに行く場面でAlpha-Edgeが一回しか使えない場合に困る時が該当します。具体的にはサリヤとサイネの組み合わせで律動弧戟と共に使う時などが該当します。

まとめ

  • 騎動がもたらす影響を考えて適切に騎動しましょう
  • Alpha-Edgeは開けておく方が得ですが、閉じておかないといけない場合があることを覚えておきましょう

次回は何について書くか決めてないので何かを書きます
書いて欲しい内容などあったら書けそうなら書くのでコメント欄にどうぞ